最強の昭和レトロスポットがご近所にありました
杉並区の西田小学校には郷土資料室があり、
昭和20年代から30年代の「まちのこどもの一日」を
「くらし」「あそび」「まなび」というテーマに沿って展示しています。
見学ができるのは学校がお休みの日
(土日祝日と、春休み、夏休み、年末年始を除く冬休み期間)のみですが、
かえってちょうどいいですね。
自分にとっては先輩の年代の資料ですが、
きっとなつかしいものがたくさんあるのでは、と見学に行ってきました。
昭和の思い出が目の前に現れる資料展示室
郷土資料室といっても、ごく普通の小学校。
もちろん、駐車場はありません。
近くのコインパーキングに車を止めて、
歩くこと5分。
校門らしきものがあったのですが、
学校がお休みで閉まっており、
どうしたものか…
すると、偶然通りかかった職員さんが
親切に資料室まで案内してくださいました。
たった一つの空間にあらゆる昭和の風景が凝縮されていた
展示コーナーは二階にあり、こじんまりしたところでしたが、
入った途端、目の前にこんな光景が…
うわー、ハンガーひとつとっても、なつかしい昭和のテイストです!
あー、こんなテレビうちにあった、
あれは、なぜかどこのうちにもあった旅行のおみやげのお皿だ!、
なんて、ちょっとはしゃいでしまいました。
係の方に、撮影してもいいですか? とたずねると、
「かまいませんよ〜」
ということだったので、
そのとき撮ったものをご紹介します。
昭和の暮らし、子供の遊びと給食の歴史
くらしのコーナー
よく見ると、典型的な昭和の朝ごはんが。
そして、左側に視線を移すと、お母さんコーナーが。
ほうき、はたき、ミシン…
昭和40年代以降も健在だったのではないでしょうか。
お茶の間の向こうは、お台所。
そして、お風呂もありました。
展示されている小物、ひとつひとつに
思い出があり、語りたいことあり。
これらについては別の機会に取り上げていきたいと思います。
あそびのコーナー
「あそび」の展示は二種類ありました。
こちらは、ガラスケースで展示されていたものです。
うーん、さすがにこれは私も見たことがないですねえ。
ブリキの金魚だけは、かすかに記憶がありますが…
竹とんぼは「昔のあそび」として、
親から教わったことがありました。
父が作ってくれたけど、
飛ばなかったですねーw
そして、もう一種類は、オープンコーナー。
本は手に取って読めるし、
おもちゃは実際に遊んでもいいようになっています。
まなびのコーナー
最後は「まなび」のコーナーです。
ここは、全部展示ケースに入っていて、
まさに「資料」という感じなのですが、
ひとつだけビジュアル的にインパクトがあったのはこれ。
はい、給食の歴史です!
この写真は平成28年のものなのでいわば給食の最新版ですが、
この他にも、昭和20年代や昭和40年代の給食のサンプルもありました。
給食については語ると長くなるので、これまた別の機会に投稿予定です。
ひとつひとつにたくさんの思いが
ほんの一室のこじんまりした資料室でしたが、
展示品の数はかなり多いのではないでしょうか。
特に、オープンになっている展示品は、
ほこりをはらうだけでも大変だと思います。
維持・運営をされている方々に感謝を込めつつ
次回からの記事では、
展示品ひとつひとつの思い出を
語ってみようかと思います。
【追記】
展示品の詳細について記事を追加しました。
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