「学研」科学と学習のふろく – 食べ物・生き物編
科学と学習は本屋さんに行っても売っていなくて、近所の販売代理担当のお宅に行って申し込まないと買えなかった特別なものでした。
本屋さんで売っていれば、科学と学習、好きな方を買えるのに、、付録がおもしろそうなものだけ買う、とか選べるのになあ、とちょっぴり不満でしたね。
今考えれば、まー、よくわかりますね。これは書店販売は無理だろうとw 本体の紙の雑誌はともかく、付録は紙やプラスチックに留まらず、コイルなんかの金属もあったし、なんといっても、食べ物や「生き物」までありましたからね(^_^;
食べ物編
でんぷんにアミラーゼをまぜると、みずあめができるやつです。
あと、こんにゃくを作る、っていうのもありました。
でも、作ったあと、親からは、「そんなの食べちゃだめだよ、どうせまずいし」と言われましたし、やっぱ実験だからなー、お店のとは違うよなー、と思いながら、しばらく指でぷにぷにさせた後、捨てちゃいましたね。
で、調べてみたら、60年代は、
「家族にもごちそうしよう」ってなってたのが
「作った後はなるべく早く食べよう」になり、
その後、「おうちの方へ お子さん達には食べないようにとの呼びかけをお願いします」になったそうです。
さらに、70年代は、
「作ったパンは食べてはいけません、実験が終わったらすぐ捨てよう」になったとか。
そうか、パン作り実験セットもあったのかー。そりゃうらやましい。でも食べられないのは悲しかったかもね〜(^_^;
生き物編
一番欲しかったのが、「アリのアパート」。
この頃はまだ購読してなくて、隣のN君ちで見せてもらってました。でも、アリは入れても入れても息絶えてしまい、ついに巣を作ることはなかったようです(^_^;
実際に「生き物」がついていたのは、「プランクトン飼育セット」でした。小さなビニールの袋に砂みたいな卵が入っていて、水に入れると卵がかえるやつです。私の記憶では、「ミジンコ」だった気がしますが、その後、随分と『進化」したようで、80年代は「小エビ」とか「ホウネンエビ」になったそうです。雑誌の付録に「エビ」が付いているって、すごいですなー。
まあ、こんなすごい付録の数々がついていたら、長期間の在庫や返品に耐えられませんものねえ。書店で売られていなかったのもうなづけますね。