2024年10月6日
1960年代1970年代テレビ番組マンガ学校生活・文房具昭和のくらし

昭和のバレーボールブーム

1969年(昭和44年)から1972年(昭和46年)ぐらいまで、空前のバレーボールブームがありました。

私は小学校にあがったばかりでしたが、テレビの影響で、休み時間はバレーボールばかり。
といっても、最初はビーチボールでやってたんですけどね(^_^;

自宅では、庭の物干し竿をネットにみたてて、アタックやブロックのまねごとばかりしてました。

まず最初に影響を受けたのが、多分、これですね。「サインはV」。

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1969年〜1970年の放映だそうで。たった1年しかやってなかったらしいですが、自分にとっては2,3年に匹敵する長い長い間でした。「カミナリ落とし」だといってはぴょんぴょん跳びはね、体育館では「回転レシーブ!」とか言いながら床でぐるぐる回ったり。

そして、同じ年にはじまり、もうちょっと長くやっていたのが、「アタックNo.1」です。これはテレビも見てたし、漫画も読んだ記憶があります。
「ソ連は強い」というのがしっかりすり込まれた漫画でもありました。

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そして、最後、極めつけ、「ミュンヘンへの道」です。

これは男子バレーで、しかも実際のお話ですからねえ。逆に自分からは遠くなってしまいましたが、なんせ、目の前に迫ったオリンピックに臨む選手達の話しです。一回一回釘付けになりました。

当時、けっこう分厚いバレーボール教本が売っていたんですが、早速買ってきて、例によって、物干し竿で図解どおり練習。Aクイックとか、Bクイックの仕組みも習得、兄に手伝ってもらって、実際にやってみたことがあります。うむ、たしかにこれはすごい威力だ。それから、猫田選手の天井サーブのやり方も出ていて、学校のみんなで真似してみたこともあります。

でも、日本の選手たちは、そんなもんじゃなかった。森田選手の「1人時間差攻撃」にはぶっ飛びました。

これって、漫画みたい… じゃなくて、漫画よりすごいじゃん! 現実に○○攻撃、なんて名前のつくワザを編み出すなんて!

ほんとかウソかわかりませんが、森田選手は「1人時間差攻撃」を編み出すのに苦労し過ぎてハゲちゃった、なんて話しも伝わってきましたね。

こちらが、そんな選手たちの実際の練習を、アニメと実写を交えて伝えた番組「ミュンヘンへの道」です。

貴重な映像ですねえ。投稿者に感謝、感謝です。

そうそう、腕を左右別々に動かしながら走るやつ、真似しましたよーw

そして、日本男子バレーは本当に金メダルを取りました。ソ連よりも、東ドイツよりも強くなった日本。どれだけ誇らしかったか。

今はもう、それらの国はありません。東側の国が、様々なスポーツでどれだけ強かったか、どれだけ恐ろしい存在に見えたか、これを知らない世代に伝えるのは難しいかもしれませんね。

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