Billboard 1970年のチャート
1970年(昭和45年)の週間トップ1の一覧はこちら。
日本でも良く知られていた主な曲をあげると、こんな感じ。
- Raindrops Keep Fallin’ On My Head by B.J. Thomas 4週連続
- Bridge Over Troubled Water by Simon & Garfunkel 6週連続
- Let It Be by The Beatles 2週連続
- ABC by Jackson 5 2週連続
- The Long And Winding Road/For You Blue by The Beatles 2週連続
- The Love You Save/I Found That Girl by Jackson 5 2週連続
- (They Long To Be) Close To You by Carpenters 4週連続
- I’ll Be There by Jackson 5 5週連続
この年前半の圧巻は6週連続トップの「明日に架ける橋」。
ビートルズはもう解散への道まっしぐらでしたが、それでも2曲合わせて4週間トップを獲得しました。
4週間トップを果たしたのは、他に「雨にぬれても」とカーベンターズの「遙かなる影」。両方ともバート・バカラック作曲、ハル・ディビッド作詞という組み合わせなので、この2人の組み合わせで8週間もトップを取ったことになります。
そして、ビートルズに割って入った形で登場したジャクソン5。「ABC」からはじまって3曲が、合計9週間に渡ってトップを獲得しました。
折しもビートルズと入れ違いに大ブレイクを果たしたジャクソン5。1970年代に突入し、やはり時代は変わった、という感じはありますね。
当時私自身は8歳でしたが、兄がギターを弾きながら「レリビー、レリッビー」と歌っていたという記憶だけがあります。
ジャクソン5は完全に後追いでした。I’ll Be There を知ったのは、フィンガー5の晃くんのソロアルバム「あきら ぼくの好きな歌」に入っていたのがきっかけ。アメリカでヒットしてから、4年後のことでした。
そして、マイケル・ジャクソンという人物をしかと認識したのは、もっと後、80年に入ってOff The Wallを聞いてからです。あのジャクソン5のおちびちゃんと同じ人物だったなんて、当時は信じられなかったし、とても実感として結びつきませんでした。
でも、マイケルにまつわる悲しい事件を見る度に、ジャクソン5時代のあの頃のままだったらよかったのに、スーパースターなんてならなくてもよかったのに、と子供時代の彼を思い返したものです。
今でも、ジャクソン5時代の映像を見ると涙が出ます。
これと「ベンのテーマ」は「マイケル・ジャクソン」というミュージシャンを語るのに絶対にはずせないですね。それにしても、子供の声で歌ったものでこれほど感動的なものになるとは…。
そして最近みつけたのですが、こちらが亡くなる直前、最後のI’ll Be Thereです。
心よりご冥福をお祈りします。
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