好きなように遊べた昭和の喫茶店
台場1丁目商店街で見かけた昭和の風景。
今回はこんなやつ。
なつかしのゼビウスです。
標的はくるくる回りながら
右に左にうごき回り、
撃墜すると
「キラキラッ」
っていう、未来的な音を立てて消えてくれる。
2,3個ずついっぺんに消えていくのが、
気持ちよかったですね〜w
私は同時に2つ以上のことができないタイプなので、
飛んでくるやつを仕留めることに気を取られ、
地上の基地の爆破はほとんどできませんでしたが、
それでも楽しかったな〜。
ゲームはお店でやるものだった
ファミコンとかテレビゲームが出て来る前は、
自分のうちでこんなゲームをやるなんて、
夢にも思わなかった時代でした。
ゲームをやるのは、旅館とか、ゲーセン。
「よーし、ゲームしに行くぞー」って
気合いを入れて出かけたものです。
そんなゲームがゲーセン以外の場所でできるようになったのは、
昭和50年代に入ってからでしょうか。
そのゲーム場は「喫茶店」。
そして、定番だったのは、こいつです。
なつかしのインベーダー!
こんなのもありました。
テトリスじゃなくて、ただの「ブロック崩し」です。
コーヒーが置かれるテーブルは
ゲーム機に置き換えられ、
レジでは100円玉への両替もしてくれるようになり、
70年代の後半は、喫茶店がすっかりゲーセン化してしまったのでした。
昭和の喫茶店は最高にくつろげるスポットだった
思い返すと、昭和の喫茶店って、随分といろんなものがあったんですよね。
角っこの天井近くには三角の板の上にテレビが置かれ、
高校野球やナイターが見られたし、
スポーツ新聞、マンガ雑誌も見放題。
外回り営業のサラリーマンが
仕事をさぼる 一息入れるには絶好の場所でした。
インベーダーがあったような広い喫茶店は、
お昼ご飯も食べられましたよね。
ナポリタンとか、海老ピラフとか。
デートだったら、クリームソーダ、レモンスカッシュ。
子供のおやつは、
チョコレートサンデー、
バナナパフェ。
そしてプリンアラモード!
いずれも、「さくらんぼ」が無くてはいけませんw
あらゆる年代がくつろいだり
いそいそと出かけたり
すぐに家に帰りたくない学生や、
会社に戻りたくないサラリーマンに、
ちょっとした居場所を提供してくれた
昭和の喫茶店。
ウェイトレスさんは制服を着ていたし、
大きな観葉植物やら、
熱帯魚の水槽やら、
今だったら「なんでコストかけてこんなもの(^_^;」と思われるような
無駄なものもけっこうありました。
お客さんはかなり長居をしていたし、
どうしてこれで赤字にならなかったんだろう?
今考えるとほんとに不思議です。
まあ、ドトールに比べたら、
コーヒー1杯の値段が3杯ぐらいだったと思うし、
テーブルのゲーム機、ピンクの電話、たばこの販売etc…
お客さんがちょこちょこお金を落としていくものが
けっこうあったからかもしれませんね。
そういえば、こんなものもありました。
これはちょっとおしゃれ過ぎますねw
私の記憶にあるのは星座の名前が書いてあった「星占い」じゃなくて、
毛筆フォントっぽい字で「馬」とか書いてあった「干支」占いでしたからね〜w
これは親にねだっても
「無駄遣いするんじゃない!」って
全然やらせてもらえませんでした(^_^;
すぐにおうちに帰りたくない人が
ちょっとだけ無駄遣いしながら
無駄に時間をすごす昭和の風景。
今の時代、もうそんなお店はムリ、と思うと
ちょっと寂しい気がしますよね。
るりっぺさん、こんばんは。
台場1丁目商店街いいですね♪
私もむか~しゼビウスやった憶えあります。
キラキラッっていう効果音も憶えています。
私も同時に2つ以上のことが出来ないタイプでした。。
当時人気があった頃などは、私があっという間にゲームオーバーになるため、後に並んだ人はラッキーだったでしょう♪
昭和の喫茶店は確かにお値段が高いイメージがありますね。
私の場合、デートの合間に数回利用しただけですが、、、
最高にくつろげるスポットだったのですね。
なんとなく、もう一度行ってみたくなりました♪昭和の喫茶店♪
台場1丁目商店街も最後に行ったのは子供が小さかった頃なので10年前くらいでしょうか?
久しぶりに行ってみたくなりましたよ。。
また立ち寄らせてくださいね。(^o^)V
→ほのぼの館長さま
コメントありがとうございます!
おお、ゼビウス仲間! あの効果音、印象的でしたよね〜
ゲームが得意、というタイプの人でなくても、やってみたくなる何かがありました。
台場1丁目商店街、ぜひぜひ行ってみてください。同世代の方と一緒に行くと、より一層楽しいかと思います。
昭和の喫茶店、「まだあるよ〜」という情報もいただいていますので、
いつか実際に行ってみてレポートしたいと思っています。
いつになるかわかりませんが(^_^;