BCL みんなが欲しかったカンガルーのベリカード

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ベリカード、というと何と言っても有名だったのが、ラジオ・オーストラリアのカンガルーやつですよね。私もこれがどうしても欲しかったのですが、手に入れるのはとても大変でした。

1970年代の中頃、空前のBCLブームが起こり、ラジオ・オーストラリアへは受信報告書が殺到、放送局の方で対応しきれなくなり、日本語放送に限って1週間分の受信報告書が無いとベリカードを送ってもらえなくなったと記憶しています。放送は毎日ありましたが、日本語放送は1時間のみ。お風呂だよー!と言われたら絶対に逆らえなかった時代です。毎日夕刻に自分の部屋にこもる時間を確保するのは困難を極めました。

そこで、英語放送ならすぐにもらえるかも、と思いつき、習ったばかりの英語で一生懸命受信報告書を作成、ドキドキしながらエアメールを出してみました。この作戦は見事成功、 ほどなくベリカードが送られてきたのです。やったー! 送られてきたのはワライカワセミの方のカードでしたが、それでも嬉しかったですねえ。

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気を良くしてさらに何通か送ったところ、カワセミとか、コアラとか、色々と送られてきた記憶があります。

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そしてついにカンガルーのやつが送られてきたときは、もう飛び上がってバンザイ三唱でしたよ。

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肝心の放送内容ですが、日本語放送の番組で覚えているのは、「DXタイム」というBCLの情報番組。えーと、オーストラリア関係のものは全く覚えてないんです… ひどいですね。ベリカードをもらうためだけに聞いていたというダメリスナーだったのがバレバレ。本当にごめんなさい。

今思うと、オーストラリアの広報のため、とは言っても、あのBCLブームは職員の方にとってはなんだか迷惑な事態だったんじゃないかなー、と申し訳ない気持ちになります。ベリカード印刷のコストだけでも相当なものだったんじゃないでしょうか。当時、フルカラー印刷は高価でしたしね。

なんだか今でも後ろめたくて、国産じゃないビーフを買うときは、アメリカンよりもオージービーフを選ぶようにしています。せめてもの罪滅ぼし。許してください…

 
【参考文献】

なつかしBCL大全 (三才ムックvol.859) ムック

 
 

★ブログ管理人プロフィール★

1962年早生まれ。典型的な昭和世代の青春時代を過ごし、思い出を発掘している50代。
バブル時代をクソまじめに過ごしたにも関わらず、
定年を前にして老後の生活資金に悩む女子事務員の奮戦記はこちら。

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BCL みんなが欲しかったカンガルーのベリカード」への4件のフィードバック

    • 2017年11月17日 @ 23:23
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      コメントありがとうございました。ブログ再開おめでとうございます。更新楽しみにしています。

      返信
  • 2020年7月2日 @ 19:56
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    BCLですか、私も短波ラジオ持っていました最後のラジオ・オーストラリア日本語放送は聴きましたよ。
    あのころはBCLで英語を覚えた人も多いでしょうね。アメリカのVOAは現在はネットもありますが
    短波の時代からやっている担当者とお話しました。BCLは良かったですね。

    返信
    • 2020年7月14日 @ 18:46
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      →ひょっとこさん
      ラジオ・オーストラリア日本語放送の最後の放送、聴かれたんですね。今ではネットで何でも聴けるので、夢がなくなってしまったような感じがしますが、でも、英語を学びたい若者にとっては、とても良い時代になったと思います。ベリ・カードのかわりに、壁紙とかアイコンをもらえる、なんていうサービスがあったらいいのになあ、とも思いますけどね。

      返信

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