BCL 国家宣伝これに極まれり-モスクワ放送

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前回は北京放送からいろいろ送られてきてコワくなったお話を書きましたが、今回は、さらにヤバかったモスクワ放送のお話です。

共産圏の国はコワい、という感覚が根付いていた昭和のあの頃。特にソ連については、終戦の一週間前に攻めてきただの、北方領土を奪われただので、両親の嫌いようったらものすごいものがありました。

でも、「ダメ」と言われているものほど気になるのが若気の至り。また、モスクワ放送の電波は強力で、普通にニッポン放送を聞いていても混信してくるほどでした。絶対に聞くな、と言われても聞こえてきちゃったんだからしょうがない。

短波で聞いたのか、中波だったのか、もう覚えていませんが、とにかく「ソ連共産党の発表によりますと、今年の農業生産は…」みたいなやつを聞いて、受信報告書を送り、もらっちゃいましたよ、ベリカード。

受け取ったのは、これと同じものでした。

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そして、中に入っていたのは「日ソ友の会」申込書。

こちらと同じものでした。

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日ソ友の会設立 – 昭和50年 47才の春だからより
(画像の引用につきご了承いただきました。ご厚意感謝いたします。)

ロシア語も教えてくれるらしい。親善パーティーとかあるらしい。敵対していると思っていた国の人達とおともだちになる会らしい。これっていいことなんじゃないのかしら。

バカですねー。

幸いしたのは、この「日ソ友の会」が有料だったことです。この入会金、当然私のおこづかいでは足りず、母に「おこづかい○千円もらえないかなー」とおねだり。

「何に使うの?」

「日ソ友の会っていうのに入りたい」

「ええええ! あんたはホントにバカだねえ!!」

その後、家族全員に囲まれて説教されましたとさ。

母は、この時のことを強力に覚えていて、私が大学の入学式から帰った日も、兄を呼んできて、「ちょっと、この子はほんとにあぶないんだから、アンタからよーく教えてやってよ」との命令が下り、団塊の世代の兄から「入ってはいけないサークル・同好会」のレクチャーを受けることとなりました。

今でもあるかもしれないので具体的な名称は自粛しますが、「えー、こんなのもそうなの?」「こういうのもアレなんだー」とアホな反応を繰り返す私に「もうめんどくさいから、おまえは文化系は全部やめとけ」と言われたのを覚えています。

学校も、テレビも新聞も教えてくれない世相。自分を本当に守ってくれるのは家族だけだったと、今でも感謝しています。

時代はすっかり様変わりし、ソ連は崩壊、ラジオのプロパガンダ放送もなくなりました。でも、若者を取り込もうとする闇は相変わらずそこここに存在し、ネット時代に入り、より巧妙になっています。親の世代が私たちを守ってくれたように、私たちもきちんと次世代を守っていけるのか、ちょっと悩ましいところですね。

せっかくのBCLの楽しかった思い出にちょっとミソをつけたようになってしまいました。次回からは、もうちょっと明るい話題にしたいと思います。

 

 


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ブログ管理人プロフィール

1962年早生まれ。典型的な昭和世代の青春時代を過ごし、思い出を発掘している50代。
バブル時代をクソまじめに過ごしたにも関わらず、
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