年金・職探し・投資…全部検証してみた結果w

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プロフィールその2

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こちらの続きです。

 

貯蓄のことを考えるより、収入を確保することを考えよう。
でも、定年後に稼ぐ方法って…?

 

まず、年金受取額を確認してみる

今のところ、自分にとって唯一の
「不労所得」である年金。
一体、いくらもらえるのか?

 

90年代に一度調べてもらった時は
毎月もらっているお給料の
3分の2ぐらいの月額になりました。

ボーナスの分はなくなりますが、
まあ、これなら、なんとかなるかなあ。

20年以上そんな気持ちでいたんですね。

 

ところが。
最近、ねんきんネットで調べてみたら

もらえる金額が月額で4万円も減っていました。

 

えええ?

ためしに年収で比較をしたら
年金受取額は、現在の年収の3分の1以下でした。

 

この金額が何を意味するのかについては
こちらの記事に書きました。
↓↓↓

今の時点でも、けっこう悲惨な状況ですが、

年金受取額は
制度の改変や物価水準で変動するのです。

 

「年金チェック日」でも決めて
毎年確認した方がいいかもしれません。

第二の職場というけれど

これでは、少なくとも60歳から65歳までは
今までと同じように働かないと、やっていけそうにない、、、

 

でも、定年後に就職できるところなんか、あるんだろうか?

ダメ元で「ハローワーク」のサイトを見に行ってみました。
試しに60歳、女性、正社員で検索。

結果、出てきたのは「看護師」しかありませんでした。

 

あとは、いわゆるアルバイトだけです。
でも、今の足腰ではムリだろうなあ。

先輩の男性社員のように会社に残れたらなあ、
と思ったりもしましたが、

話を聞いてみると、
「今までと同じような仕事してるのにさ、給料は半分だよ」とのこと。

私にはあまり可能性の無い道ですが、
それでも世の中甘くはないのだと思い知らされました。

株式投資をやってみた

もうこうなったら、今から本気で
「投資」を勉強するしかない。

デイトレードだったら
短期間でもそこそこ貯められるのではないか、と
事故後にもらった保険の見舞金を元手に
頑張ってみたこともありました。

 

最初は書店で適当にみつくろった本で、必須知識を習得。
いよいよトレードの実践、という段階では、
ネットの情報で知識を得ました。

毎日のトレード記録を載せているブログや、
様々なトレード手法を公開しているPDF教材、オンライン講座など、

いろいろな教材が無料・有料で配布されており、
勉強するより、選ぶ方に時間がかかるのでは、
と思ったくらいです。

 

まあ、あちこち手を出しても混乱するだけなので、
トレード手法を動画で学びながら、
同時に株の売買を実践していく、という
月額2万円ほどの会員制の講座に入会しました。

動画の説明はとてもわかりやすく、
また、売買シミュレーションの方法の説明もあり、

これを何度も繰り返すことによって、
実力がつく、とのことだったので、

空き時間はほとんどこのシミュレーションに費やしました。

 

同時に取引も少しずつ実践。

夕刻にその日の相場のチャートを確認、
翌日の取引戦略を立て、
朝はマーケットが開く前に売買の準備をし、
板を見て最終確認。

予め指値を入れておく自動取引を中心にやっていましたが、
それでもマーケットが開いている間は
ずっとパソコンに貼り付いているような毎日でした。

それでも頑張ったかいがあり、
時には1日で数万円の利益が出るようになりました。

どういうわけか下げ相場のカラ売りの方が得意で、

任天堂の株がズドンと下がった時には
3日で20万円以上の利益を得たこともあります。

 

「これはイケるかも、、、」と思い始めましたが…

相場のアテがはずれたときは、早めに損切り、
というのは株取引の王道です。

ところが、ちょこちょこ損切りしていると、
それまでの利益はあっと言う間になくなってしまうのです。

 

オンライン講座で教えてもらったシミュレーションも、
まじめにコツコツやっており、
疑似トレードの練習回数は100回を超えました。

シミュレーションでは1種類の手法を20回トレードし、
利益・損失の合計を出して検証を行いました。

 

ところが、このシミュレーション、
相場によっては
ガンガン儲かっていく時もあるのですが、

一方で損切りがかさむこともあり、

長くやればやるほど
プラスマイナスゼロに近づいていきました。

 

シミュレーションではけっこう儲かるのに
実際にやってみるとイマイチ、
というのはよくあることですが

シミュレーションの段階でイマイチでは、
実践で大きく利益が取れるはずがありません。

もともと気が小さく、
チャンスが来たら大きく取る、という大胆さに欠ける私です。

シミュレーションの段階でも
どこか及び腰だったのかもしれません。

それでもあきらめきれず、

復職後も朝は早く起きて取引に備え、
昼休みはスマホと首っ引き、

帰宅後は売買記録を検証し、
休日はひたすらシミュレーション、

という日々を送り続けました。

いつかは、成長できるかも、、、と思っていました。

 

しかし、復職後の仕事が本格化し、
残業時間も増えるようになって、
ついに株取引は断念しました。

 

平日の忙しさはなんとかなるのですが、
まいったのは休日です。

年末年始や夏休みに長い休みが取れても、
相場は休みになりません。
気も休まりません。

せっかく平日に休みが取れて旅行に出かけても、
数時間毎に相場をチェックする毎日が続きます。

株式取引それ自体が大好きで、
趣味のごとく楽しめる人なら、
毎日が楽しくなるかもしれません。

でも、体力に不安があって
一日も早く、ゆったりしたい、と思っている私には
最善の選択肢とはなりませんでした。

また、「リスク」を取る、
という心理的な戦いも、
自分にとっては大きな負担でした。

ただでさえ収入の不安があるのに
たとえ1円だって持っていかれるのはイヤ!
絶対に損はしたくない!
儲からなくてもマイナスになるよりはマシだもん。

そんな気持ちは、

シミュレーションをやっても、
メンタル本を読んでも、
そう簡単に解消することはできませんでした。

最終的には、それほど損はしませんでしたが、

会員費として支払っていた教材費の分は
丸々赤字になってしまいました。

これは、けっこう高い授業料を払ったような気がします。

不動産投資を検証する

株がダメなら、他の方法を探さなくちゃいけない。

そういえば、親戚のおばさんが、
アパート経営で暮らしてたよなあ。

入居募集は不動産屋さんにまかせて
契約さえしてしまえば
後はラクチンのように見えるし。

そう思って、真剣に考えてみたこともありました。

 

借りる方の立場から見たら、
家賃って本当に高いです。

私も一時期アパートを借りていたことがありましたが、
月給の3分の1〜半分ぐらいは
家賃で消えていきました。

 

一般的に、
家賃は手取り収入の3分の1ぐらい
に抑えておかないと苦しい、と言われています。

うーん、ギリギリだったなあ。

大家さんになれたらどんなにいいかと思いますよね。

 

でも、貸し主の立場に立って計算してみると、

借りている人が収入の3分の1を出しているのなら、
貸している人が同じ収入を得るには
3部屋分必要だということになります。

固定資産税や所得税の支払い、
敷金ではまかなえないリフォームなど
経費のことを考えると
3部屋分じゃ足りませんね。

4部屋あれば、だいじょうぶでしょうか?

4部屋といえば、小さいけれどアパート1棟です。

そう、アパート1棟あっても、
サラリーマンの月給(賞与を除く)と
ギリギリ同額の家賃収入にしかならないんですね。

 

ちょっと考えてみただけで、
親戚のおばさんが
「割に合わないんだよねえ」
とグチをこぼしていたのもうなずけます。

マンションの場合でも、
月収40万円を得ようと思ったら、
都心でも3戸〜4戸必要です。

マンションの場合、同じ棟の別の部屋が賃貸に出ると、
そちらとの値下げ競争になってしまうので、
家賃設定はアパート1棟の場合より難しくなる
という話しも聞いたことがあります。

 

どっちにしても、
マンション4戸とか、アパート1棟なんて、
ローンを組まなければとても手が出るものではありません。

いや、ローンを組んでもムリですね、多分。
それに、今からローンを組むなら、
貯金をくずした方がずっとマシです。

 

先日、テレビを見ていたら、
ある銀行が年収300万円台の会社員に
不動産投資を勧めていると報じていました。

その会社員は、まずマンション1戸を購入したのですが、
転売で稼いだ後、融資も増やし、
今ではマンション1棟まるごとのオーナーだそうです。

一瞬、おー、うらやましい話しだ、
私にもできるかな?
とワクワクしちゃったのですが…

思い出しました。
マンションには、外装工事というのがあることを。

かつて、マンションの管理組合の理事を
1年間やったことがありました。

 

その時、はじめて知ったのですが、
マンション1棟って、ハンパない維持費がかかるんですよね。

 

法律で定められた消防設備の点検や交換、
10年毎の外装工事や老朽化していく設備の修理。

足場を組むような大工事だと、
その費用は数千万、もしくは億単位になってしまいます。

 

1棟まるごとなんて
いざというとき、
カンタンには転売できないんじゃないでしょうか。

「これから外装工事?じゃあ、その費用の分安くしないと」
なんて買い叩かれることもあるかもしれない。

銀行の融資もここまで来たか、
よほど借り手に困っていると見える…

バブル崩壊のあの頃が思い出されました。

 

コメンテイターとして出演していたホリエモンですら、

「怖いですねえ。僕は怖くて不動産なんてやれませんから。
プロの友人でさえ、失敗したのを見てますしねえ。」
と言い出す始末。

 

株を買うだけなら借金は残りませんが、

不動産は抱えてしまったら最後、
維持費がかさみ、どんどん負債が増えていきます。

カンタンに「やめる」ことができないのです。

そもそも今の半分にもならない月収を得るのに、
退職金や貯蓄のすべてをつぎ込まなければならない、
というのは資金効率が悪過ぎますね。

 

若い世代なら
様々なビジネスに挑戦してもいい。

でも、これから定年退職、という世代の人間が
今から「投資」はじめるのは

リスクが大き過ぎる。

 

別に、莫大な資産を作らなくてもいいんです。

電化製品がこわれたら、
「あー、しょうがないねえ。新しいの買うかー」
と言える生活なら。

仕事を休んでいる間、
いろいろと研究してみましたが、
結局何もみつからないまま

復職の時を迎えることになってしまいました…

 

続く。
↓↓↓
プロフィール その4
退職後を乗り切る方法がみつかった!

★ブログ管理人プロフィール★

1962年早生まれ。典型的な昭和世代の青春時代を過ごし、思い出を発掘している50代。
バブル時代をクソまじめに過ごしたにも関わらず、
定年を前にして老後の生活資金に悩む女子事務員の奮戦記はこちら。

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