私たちの年金受取額は先輩たちより○○○万円少ないという試算

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昭和36年生まれ。私たちから年金が685万円少なくなる

2011年7月6日。日経デジタルにこんな記事が掲載されました。

昭和36年生まれ、2011年に50歳になる男性は、年金の受給開始が65歳スタートとなる初めての世代だ。ここ数年で定年で職場を去る先輩なら、報酬比例部分と呼ばれる年金がもらえる。一方、36年生まれのアラウンド・フィフティー・サラリーマンは、60歳の定年から65歳まで、準備を怠れば収入が途絶えてしまうのだ。

いわば「逃げ切れない」最初の世代だ。60歳で定年、すぐに悠々自適の年金生活に入れた先輩とはワケが違う

日経マネー2011年7月6日付け「逃げ切れない世代」の老後サバイバル術 – 年金の谷間に陥るアラフィフ世代 より)

引用記事の試算では、この世代の定年後の収入見込額は、
先輩世代より平均685万円も少なくなるそうです。

しかも、このアラフィフ世代は昭和時代のルールに則って人生の階段を上ってきたので、多くの負の遺産も抱え込んでいる。

 

「負の遺産」とは?

記事によると、「負の遺産」とは、

退職金や企業年金の減額
高値づかみした住宅ローンを高金利で返済
先輩世代より高齢での教育費負担 などなど。

 

そして、昔だったら50代の給料は右肩上がりだったのに、今では頭打ち。
さらに、役職定年、社内定年、他社への出向など、
多分年金の減額より「負の遺産」の方が大きいかもしれません。

 

この記事が出たのは、2011年7月。
震災の被害や電力危機で世の中が騒然となっていた頃です。

「そんなの知らなかった」という人が多くても不思議はありません。

 

しかし、いずれにせよ、1960年代生まれがそういう世代だということに変わりはないのです。

 

自分の受取額を確認してみました

昔は専門家に頼んで算出してもらう必要がありましたが、

今なら日本年金機構が運営する「ねんきんネット」で
年金の受取額をカンタンに調べることができます。

この記事をお読みのあなたも、
是非一度チェックしてみてください。

 

あ、一度とは言わず、
毎年やった方がいいかもしれませんね。

制度はころころ変わりますし、
これからは物価や給与水準にも影響されますので。

 

私が先日確認した結果は…

手取り年収の半分にも満たない、3割弱でした。

貯蓄はいつまで持ちこたえられるのか?


↑↑↑
こちらの記事でも書きましたが、
高齢になったからといって
出費が劇的に減るわけではありません。

 

そこで、現在の生活水準のままで生活するとして、

・40歳以降、60歳まで毎年収入の2割を貯蓄していた。

・60歳で定年を迎え、以降、収入が半分になる。

・65歳で完全退職、現在の収入の3割が年金として支給される。

と過程して計算してみます。

 

わかりやすくするために、現在の収入を10とします。

収入の2割を20年間貯めたとしたら、
60歳の時点で、貯蓄額は生活費の5年分になります。

収入=10
生活費=8
貯蓄=2

貯蓄2×20年=40

毎年の生活費で割ると  貯蓄額40÷生活費8=5年分

 

60歳以降収入が半分になり、
生活費の足りない分は貯蓄から引き出すとします。

 

5年後の65歳になった時点で残っている貯蓄は
生活費3年分
です。3年分しか残りません。

収入=5
生活費=8
引き出し=3

引き出し3×5年=15

貯蓄額40 – 引き出し額15 = 25

5年後の貯蓄額25÷ 支出8=3.125年

 

65歳になって収入が年金のみとなると

収入=3
生活費=8
引き出し=5

貯蓄額25 ÷ 引き出し5 = 5年

5年で貯蓄はゼロになります。

 

あくまで生活水準を落とさない、という前提ですが

70歳で貯蓄がゼロになり、

使えるお金はそれまでの3分の1になります。

 

これではちょっとぐらい貯蓄を殖やしても
追いつくものではありません。

 

投資で稼ぐにしても、

自分の生活費の20倍の額を投資し、
確実に5%の利回りを出し続ける

ということが実現できなければ、
一生安泰にはなりません。

 

例えば、
生活費=300万円だとすると
投資に必要な額は20倍の6000万円になります。

 

検算してみましょう。

投資額6000万円× 0.05=300万円

6000万円を投資して、常に5%の利回りがあれば
毎年300万円を生活費として使えます。

 

でも、これだと複利にはなりませんから、
全然増えませんけどね(^_^;

それに、6000万円はずっと投資していなくちゃいけないので
死ぬまで使えないことになります。

 

どっちみち、6000万円なんて、とてもとても。

年金は足りない。投資もなんだか効率が悪い。

 

定年後、自分で収入を確保する道を見つけるには
一体どうしたらいいのでしょうか?

続き
↓↓↓

プロフィール その3

★ブログ管理人プロフィール★

1962年早生まれ。典型的な昭和世代の青春時代を過ごし、思い出を発掘している50代。
バブル時代をクソまじめに過ごしたにも関わらず、
定年を前にして老後の生活資金に悩む女子事務員の奮戦記はこちら。

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