「学研」科学と学習のふろく

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小学校の時、近所のお友達のお母さんが販売代理をやっていた学研の学習誌。本屋さんでは売っていなかったものです。発売日には、お月謝袋のような封筒にお金を入れてもらって、そのお友達のうちに走っていきましたよ。毎号、楽しみでしたからね〜。

封筒をおばちゃんに渡すと、ハンコを押してもらって本と付録を受け取り、一目散におうちへゴー。最初に開けるのは、もちろん付録。

低学年の時は、噴水とか、温度計とか。

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そのうち、ちゃんと写真ができるカメラ、とかついてて、これは感動でした。当時子供が手に入れることができたのは、青写真とぴんホールカメラだったかなあ。

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まあ、青写真は景色が写るわけじゃないけど、下絵の紙をのせた後、太陽の光にしばらく当てると、光が当たった部分だけが白くなり、水で洗うと画像が定着するという仕組みだったと思います。葉っぱなんか置いておくと、その形どおりにくっきりと模様ができましたね。

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ピンホールカメラは、ちゃんと「カメラ」な本格的なものでした。小さな印画紙をセットしておけば景色が逆さまに写るという仕組み。シャッターは付いてなくて、自分でキャップをはずしてもう一回はめる、っていうんじゃなかったかなー。現像液もついていましたが、たしかそれに付けて水で洗えばできあがり、っていうカンタンなものだった気がします。現像、定着、ネガ、ポジ、とかそんな複雑なものはなかったはず。

うちの実家はカメラ屋をやっていたのですが、私が生まれた後は父が会社員になったので、カメラ屋時代の記憶はありません。両親と兄がカメラ屋時代の話をすると、ちょっと寂しかったのですが、青写真やピンホールカメラをいじっていた時は、これで仲間に入れたぞ、と結構充実感がありました。

私が購読していたのは「科学」の方でしたが、「来月号のおしらせ」は「学習」の方の付録の予告も載っていて、これがうらやましくて、うらやましくて、「学習」も買いたいよう〜って何度も母におねだりしたものです。

うちは、欲しいものをなんでも買ってやるのは子供に良くない、という方針だったので、おもちゃは誕生日とクリスマスだけ、雑誌は一種類、と決められておりました(笑) 「科学」を買い始めた時は「小学校○年生」をやめるのが条件でしたね。「学習」を買うのなら、「科学」はだめ、どっちかにしろ、と言われ、随分悩んだものです。

でも、これが「科学」の付録で予告されたときは、やっぱり乗り換えを思いとどまりました。

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結晶の実験ですね。私が買った時は、黒い紙三角の紙にモールを通して、食塩と何かの薬が入った水に底を浸しておくとぱーっと花が咲いたみたいになるやつでした。雪がかぶったクリスマスツリーみたいになるんだ… やってみたい! と。

で、結果はこんな感じ(^_^;

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左側ぐらいにもならず、その後、いくら待っても結晶はのぼっていきませんでした。黒い紙が白くなるばかりで。

ほんとはこれぐらいにはなって欲しかったんですけどね〜(T.T)

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小学校3,4年生ぐらいだったと思うんですけど、温度計やカメラよりも、「きれいなもの」「かわいいもの」の方が好きになりはじめた頃だったんですね。今思うと。女子力がちょっと目覚めてきた、というか。

一種類だけ買ってもいい、と言われていた雑誌も、その後ほどなく「りぼん」「セブンティーン」「non・no」と変遷。そろそろ学習誌・学年誌から卒業を迎える頃だったのかもしれません。

 

 

★ブログ管理人プロフィール★

1962年早生まれ。典型的な昭和世代の青春時代を過ごし、思い出を発掘している50代。
バブル時代をクソまじめに過ごしたにも関わらず、
定年を前にして老後の生活資金に悩む女子事務員の奮戦記はこちら。

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