Billboard 1964年のチャート
1963年までのチャートだと、知っている曲が「Sukiyaki – Kyu Sakamoto」ぐらいだったりしますが、この1964年から、俄然知っている曲がバンバン出てきます。
というのも、この年は、ビートルズがチャート入りしはじめた年。
それも、怒濤の勢いで、
2月 I Want To Hold Your Hand （7週連続）
3月 She Loves You （2週連続）
4月 Can’t Buy Me Love （5週連続）
5月 Love Me Do （1週）
8月 A Hard Day’s Night （2週連続）
12月 I Feel Fine （翌年にまたいで3週連続）
この年、特に前半は、もうビートルズしか1位を取っていない状態だったんですねえ。
英国ではこの前の年にブレイクし、1年間ぶっ通しでチャートの1位を独占、という状況だったようですが、アメリカではまだまだでした。
ところが、年明けのアメリカCBSの「エド・サリバン・ショー」への出演をきっかけに、アメリカでも大ブレイクします。
この話、ずーっと忘れていたのですが、最近になって、思い出したんですね。
そう、Babymetalです。彼女たちが、アメリカのTonightショーで一気に知名度を上げたのを見たときに、あー、そういえばビートルズも…と思い出し、しみじみと感慨にひたってしまったのでした。
1964年、私はまだ2歳だったので、当然リアルタイムの記憶はありませんが、この数年後に買ったアルバムのおかげで、まるでリアルタイムで体験したかのごとく脳みそにしみこみました。
1964年にビルボードで1位を取った6曲全部が赤のA面に入っています。
10歳年上の兄に「俺が青を買うから、おまえは赤を買え」と言われ、ちょっとだまされたような気もしましたが、今ではだまされてよかった（笑）と思っています。
何百回、いや、何千回聞いて、一緒に歌ったでしょうか。
イギリスに行ってみたい、英語を勉強したい… その後の人生を左右するまでになったアルバムです。
自分が2歳の時は知るよしもなかったビートルズが世界に飛び出した1964年という年。
なつかしい、とは言えないけれど、大事な、大事な思い出を作ってくれた年になったのでした。
1964年（昭和39年）のビルボードチャートはこちら。
The Hot 100 – 1964 Archive
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1962年早生まれ。典型的な昭和世代の青春時代を過ごし、思い出を発掘している50代。
バブル時代をクソまじめに過ごしたにも関わらず、
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